2015/08/10

Refocus for Nuggets's new season

30勝52敗。ブライアン・ショー時代は結局、チームが何をしたいのか分からないまま幕を閉じた。途中から引き継いだメルビン・ハントは、10勝13敗と検討したものの、チームを去ることになり…(ダラスでがんがれ!)。元キングスのマイケル・マローンをヘッドコーチに迎え……いろいろありつつ、チームは再建モードの下準備的なフェーズに突入。

地の利を活かしたラン&ガン路線に戻りつつ、その前にまずは守備でしょう!という感じか。メディアを見ていると「ディフェンス・リバウンド」というフレーズが目立つ。

この夏の出来事。ざっくりと。

  • ヘッドコーチにマイケル・マローンさん就任。3年(だっけ?)
  • ドラフト7位指名で、エマニュエル・ムディエイを獲得。
  • すねるローソン。飲酒運転で捕まるローソン。
  • ロケッツとのトレードに出されるローソン。
  • ニックジョンソン残しの、パブロ放棄(クリッパーズに拾われる)、パパニコラウ放棄濃厚(14人と契約済み。エリック・グリーンとの最後の椅子を競うかどうか)
  • もう一人の新人、ニコラ・ヨキッチも入団。
  • サマーリーグで成長の兆しを見せてくれないハリス。
  • イアン・クラーク、さようなら。(ハリスより使えそうだったのに)
  • チャンドラーと4年契約。
  • バートンと3年契約。
  • ガロとさらに長期契約(4年?)。
  • ネルソン、3年契約。
  • アーサー、戻ってきた!
なんでしょう。この……あとになって、身動き取れなそうな感じは。
ローソン時代の幕引きとともに、がっつりチームを入れ替えるでもなく、やんわり残しつつってのが、なんともしっくりこない。タンクるなら、それでもいいのに。と思いつつ、でもやっぱり勝てるところは拾いたい的な…煮え切らない感じ。うーん。

いっそのこと、ミネソタみたいに新人で固めたら良いのに。と思わなくもない。
西で戦うには、物足りない。

ともあれ。です。ムディエイ時代の始まりです。どんだけ負けていいから(数年後、強豪になる前提で)、マローンさんの初年度は、ぜひ、チームのアイデンティティを確立してほしい。

2015/05/03

Spurs 2014-15 Season END


クソ見応えのある1st ラウンドだった。願わくば、スパーズに勝ってほしかったけれど。負け惜しみでも何でもなく、プレーオフを勝ち抜いていけるチームはどちらかといえば、やはりスパーズだと思うから。ただ、これもプレーオフ。これが、プレーオフ。

このシリーズのクリッパーズは、ブローアウト負けもあったけれど、よく戦った。強かった。ドック・リバース コーチの作戦も見事だった。

ゲーム7の最終スタッツ。39歳のダンカンが、27得点11リバウンド。引退も噂されているけれど、まだまだトップレベルでやれると思う。ここぞというときの集中力と決定力、信頼度の高さは、やはりすごいものがある。


リードチェンジ31回。タイスコア16回。最大リードも8点以下。抜きつ抜かれつの、まさに死闘。ラスト1秒で決めたCP3を讃えるしかないでしょう。個人的には、フロッピング クソ野郎だから嫌いだけれども。


そして、ラスト1秒からのラストプレーがこれ。BIG 3をフロアに置かず、3ポイントが得意なベリネリ、ボナーを入れた布陣。


手前でベリネリがフリーになっていたけれど、ディアウがラストパスを託したのはレナードだった。時計が早く動いてしまい、やり直しになったときも、バーンズはレナードを警戒していて、ベリネリはほぼフリー。通常の試合ならば、やり直しになった時点でベリネリにパスすべきなのかもしれない。だが、しかし。ミスれば即シーズン終了となる大事な場面。WIN OR GO HOME。ポップのプレーコールは、23歳の若きエースに託すことだった。なんとも大胆で潔い。

レナードにとっては、苦い思い出になるかもしれない。
2013年のファイナルで犯したフリースロー2本ミスぐらい。
あるいは、この試合の残り55秒でレイアップを外したくらい。
あるいは、第6戦残り33秒で同点になる3Pを外したくらい。
あるいは……挙げたらキリがない。
けれど、レナードの出来次第で獲れていたシリーズかもしれなかったのに…なんて。
でも、こうした苦い経験を乗り越えることでしか「フランチャイズの顔」としての成長はないわけだから、この場面でプレーをコールしたポップはすごいよねって話です。

◆◆◆

シーズン終了となったスパーズには、早くもいろんな噂があって。

  • 今夏FAになるマヌ&ダンカンの引退説(ダンカンには戻ってきてほしい)
  • 今夏FAになるグリーンの再契約問題(戻ってきてほしい)
  • RFAになるレナードの5年MAX契約話(出すでしょう!)
  • FAでPORのラマーカス・オルドリッジ(テキサス出身。でもダラス)を獲るのか
  • FAでMENのマーク・ガソルを獲るのか
とかとか。ボールムーブ&オープンショットで昨シーズン圧倒的な強さを見せたスパーズの影響もあったと思うけれど、今シーズンはボールムーブ&オープンショット戦術がリーグを席巻。そんな中スパーズは、それを極めるのではなく、レナードの1on1も採り入れながらチームバスケを変容させていた。新しい年、どんな戦術を採るのか、震えて待ちたい。




2015/04/26

That's why I'm here!

2015/4/24 Raptors 99 @ Wizards 106

プレーオフ1回戦。敵地で連勝してD.C.に戻ってきたウィザーズ。リードチェンジ14回、タイスコア9回という競った展開。食らいつくラプターズにとどめを刺したのは、今年もピアースの一撃だった。


すごいな、ピアース。かっこいいなあ。この日得点した18点のうち、11点が4Q。3Pが3-3、FTが2-2のノーミス。なんですか、この勝負強さは。新弟子、オットー・ポーターもチームベストの+17という活躍で勝利に貢献するし。「オレがここにきた理由はこれだ」。説得力ありますな。

ちなみに、2013-14 プレーオフ1回戦の映像も。That's why They got me here! 。チームがオレを取った理由はこれだぜ、と。


2015/04/19

Prediction 2015 NBA Playoffs

予想はしてみたものの……寝不足になりそう! …以外は、よくわからんです。
ダークホースとしてブルズを挙げときます。さあさあ、どうなることやら。


2014-15 Regular Season Far Past.

レギュラーシーズンが終わった。遠い昔と言うよりは、ついこの前。
見ていたよ。試合は。ナゲッツの試合は、見ていて辛かったな。
ブライアン・ショーの采配が謎すぎて。

デンバー行きを決めたのは、スケジュールが発表されてほどなくのこと。
当時は「今シーズンこそ、いけるかも」と期待していたし、好きな選手が短期間で見られる、またとないチャンスだと思ったから。

スパーズ、セルティクス、ウィザーズのホーム3連戦。
結果は、まさかの3連戦。…でも、初の北米旅行は楽しかった。
終わりの近いスパーズのビッグスリー&ポップ。エース継承中のレナード、ウィザーズのウォール&ビールのバックコートに、ポール・ピアースとアンドレ・ミラー。ナゲッツのガロとローソンとファリードと。渡航直前の試合で、クソブローアウト負けしてたから心配していたけれど、試合内容もそこそこ競った感じだった。


ダンカン、レナード、マヌ、ファリード

ピアース

ガロ