2014/04/23

Pop Led COY

スパーズのグレッグ・ポポビッチが、2013-2014 NBA Coach of the Yearに選ばれた。3度の受賞はドン・ネルソンとパット・ライリーに続く3人目。投票権のある124人のスポーツライターやNBAキャスターの59人がポップを1位に推した。

今シーズンのスパーズの主な成績
  • リーグ最高勝率(.756) 62勝20敗
  • リーグ最長の19連勝
  • NBA史上初のロード30勝11敗
  • NBA史上初の全選手30分以下のプレータイム
  • リーグ1位の最多アシスト数(25.2/試合)
  • リーグ2位のFG%(48.6%/試合)
  • リーグ1位の3PFG%(39.7%/試合)
  • リーグ1位タイの最少ファウル数(18.2/試合)
  • リーグ1位の平均得失点差(+7.7/試合)

スパーズの勝ちパターンは、絶対的なエースが得点を決めて勝つ、というものではない。昔はそうだったかもしれないが、ベテランを多く抱えるスパーズでは、特定の選手に頼りきっていては82試合の長いレギュラー・シーズンを乗り越えられないのだ。「チーム全員でパスを回して、フリーになった選手が高確率なシュートを決めていく」という戦術は、チーム成績にも現れている。そして、プレータイムを与えられた若い選手が実戦の中で成長していき「毎年強いスパーズ」ができあがる。

継続中のポップの連続記録
  • 17年連続プレーオフ進出
  • 15年連続50勝達成
  • アメリカ4大スポーツで最長となる18年連続同一チームのヘッドコーチ



受賞インタビュー
投票結果

2014/04/20

Should who hit the first shot in Spurs?

今シーズンリーグ最高の62勝20敗を記録したスパーズ。主な勝ちパターンは、スターターがリードをつくって、セカンドユニットがさらにリードを広げる試合展開。NBAの長い歴史で初めて、全選手の平均プレイタイムが30分以下になったほど。序盤からリードを奪ってベテランを休ませながら勝っていくのがスパーズの戦い方。

Situation W-L
前半リード時
47-3
前半ビハインド時
14-16
前半同点時
1-1
3Qリード時
52-1
3Q同点時
1-0
オーバータイム
2-0
3点差似内
7-0
10点差以上
35-12

前半リードしている試合は、ほぼモノにしている。より早い時間帯でリードを奪うことが勝利の近道。「できれば、最初のオフェンス機会からモノにしたい」と考えるのがフツーだろう。

最初のシュートを誰が打つか。ナンバープレーがあるのかもしれないし、ないのかもしれない。

試しに、2012-13シーズンと2013-14シーズンとで、「チームで最初のシュートを打っているのは誰か」を調べてみた。




昨シーズンはグリーンが圧倒的に多かったけれど、今シーズンはバランスが良い。スパーズの試合を見ながら「なんとなくレナードが多いな」と思っていたけれど、実際多かった。

事前に作戦を立てていても試合の流れでうまくいくとは限らない。実際は「誰にシュートを打たせるか」よりも「どんな状況でシュートを打つか」のほうが大切だ。でも、たまにはこういうデータを見てみるのも面白いかなあと。

スパーズ優勝できるかな。してほしいな。

2014/04/18

Champion's Rating

Combine OFF. & DEF. Rating ©NBA Entities

2007年以降の歴代優勝チームは、攻守のバランスどうだったの? というデータ。
優勝チームの半分以上がオフェンスのランキングよりもディフェンスのランキングのほうが高い。そして、ディフェンスのランキングが10位以下のチームは1チームもない。

2014 プレーオフ進出チームのレート合算値

TEAM (W-L) OFF. DEF. TOTAL
San Antonio Spurs (62-20)
6th 4th 10
Oklahoma City Thunder (59-23)
7th 5th 12
Los Angeles Clippers (57-25)
1st 7th 8
Indiana Pacers (56-26)
22st 1st 23
Miami Heat (54-28)
2nd 11th 13
Houston Rockets (54-28)
4th 12th 16
Portland Trail Blazers (54-28)
5th 16th 21
Golden State Warriors (51-31)
12th 3rd 15
Memphis Grizzlies (50-32)
18th 8th 26
Dallas Mavericks (49-33)
3rd 22nd 25
Toronto Raptors (48-34)
9th 10th 19
Chicago Bulls (48-34)
27th 2nd 29
Washington Wizards (44-38)
16th 9th 25
Brooklyn Nets (44-38)
14th 19th 33
Charlotte Bobcats (43-39)
24rd 6th 30
Atlanta Hawks (38-44)
15th 15th 30

クリッパーズが本命? ……かどうかはさておき、興味深いデータ。


やっぱ、ディフェンスが良いチームが勝つん?

バスケットボールは、相手より1点でも多く得点したほうが勝つスポーツ。言い換えれば、自分の得点より1点でも失点を少なくすれば勝てるということ。

試合の中で流動的にポゼッションが変わるけれど、NBAでは1回の攻撃で使える時間は24秒と決まっている。1試合48分(2880秒)の中に、攻撃の制限時間である「24秒」が120個。たとえば、両チームとも1回平均15秒で攻撃したら「24秒」が192個。2880÷15÷2で、1チーム96回の攻撃機会がある計算になる。同様に平均18秒なら80回。
あくまで、理論上は。

実際は、スピードを生かした速攻が得意なチームもあれば、高さを生かしてじっくり攻めるのが得意なチームもある。ミスからの失点で攻撃機会が数秒ということもある。試合展開やチームによって攻撃回数は変わってくるけれど、いろんな試合のスタッツを見ると、最近のNBAではだいたい80回から100回くらい攻撃機会がある。ように思う。
※90年代はチーム得点が130得点とかフツーにあったので、もっとテンポが速かったんだろうと思う。

あぁ、前置きが長くなる。

勝敗を分けるのは、どれだけ攻撃回数をつくり、どれだけ攻撃機会をモノにできるか。

当たり前だけど、試合中はコートに1つしかボールがない。それってつまり、シュートを打つことができるのはいつも1人しかいないってこと。誰に、どんな状況でシュートを打たせるか。チーム全員でお膳立てはできるけれど、最終的には個人の能力に頼らざるを得ないのがオフェンスの特徴。

一方、ディフェンスはボールを持っている選手を2人3人で守ってもOK。オフェンスほど個人の能力に依存しない、とも言える。チーム全員で1人を守ることもできるけれど、他の選手をフリーにすればそれなりにリスクは高まる。

ディフェンスで一番良いのは、相手がシュートをする前にボールを奪うこと。その攻撃機会での相手のシュート成功率は0%になるし、自分の攻撃回数をつくることができる。

シュートする前にボールを奪うことができなくても、シュート成功率が低くなるようなシュートを打たせることができれば、相手の「攻撃機会をモノにする」可能性を低くすることができる。

どちらか4勝するまで同じ相手と戦い続けるプレーオフ。レギュラーシーズンのように毎試合対戦相手が変わらないので、集中して対策も立てやすい。攻略されてしまうのか、攻略させないのか。ディフェンス力がポイントになってくるのも理解できる。

2014 NBA Playoffs Coming

最終試合の結果を受けて、プレーオフの対戦チームが決まった。予想してみよう。期待を多分に込めまくって。

Eastern Conference


Eastern Conference 1st Round ©NBA Entities

Eastern Conference 1st Round

Pacers(#1) vs Hawks(#8) : Pacers 5

オールスター以降不調が続いているとはいえ、イーストのトップシードですから。

Bulls(#4) vs Wizards(#5) : Wizards 6

期待を込めて、ウィザーズ。速いテンポで点の取り合いになったら勝てるはず。

Raptors(#3) vs Nets(#6) : Nets 6

ネッツは1月以降の勝率でイーストの1位だし、ピアース、KGはじめ、プレーオフ経験者も多い。単純にヒート対ネッツを見てみたい。

Heat(#2) vs Bobcats(#7) : Heat 6

直接対決もヒートの4勝0敗。番狂わせにも期待したいが順当にいきそう。

Eastern Conference Semi-Finals


Pacers(#1) vs Wizards(#5) : Wizards 7

アリーザがポール・ジョージを抑えられたら勝機はあると思う。炸裂してほしい。

Neat(#2) vs Nets(#6) : Nets 7

直接対決はネッツの4勝0敗なんだよな。とはいえ、スポルトラとレブロンがやられっぱなしで黙っているとも思えないし。ウェイドの体調が戻らなければ、ネッツ。KGが噛み合えば、ネッツ。でもやっぱレブロンか。

Eastern Conference Finals


Wizards(#5) : Nets(#6) : Wizards 5

……地味。いいのか、これで。ペイントエリア、狭そうだな。もうこうなったらウィザーズに勝ってほしいよ。


Western Conference


Western Conference 1st Round ©NBA Entities

Western Conference 1st Round


Spurs(#1) vs Mavericks(#8) : Spurs 4

マブスがんばってほしかったけどなあ。スイープもありそう。

Rockets(#4) vs Blazers(#5) : Rockets 6

調子をあげて4位と調子を落として5位だからなあ。3Pを効果的に決められた方が勝つと予想。

Clippers(#3) vs Warriors(#6) : Clippers 5

ウォリアーズが2年連続で3位を喰えるか。ボガットの肋骨骨折が残念すぎる。1st ラウンド出られないとなると、クリッパーズに4つ勝つのは厳しそう。プレーオフに向けて補強もしたのに…。

Thunder(#2) vs Grizzles(#7) : Thunder 7

7戦までもつれて、サンダーか。アップセットの可能性もあると思う。

Conference Semi-Finals


Spurs(#1) vs Rockets(#4) : Spurs 6

スパーズにとっては、鬼門のロケッツ戦。ホント心配だなあ。勝ってるイメージがしづらい。

Thunder(#2) vs Clippers(#3) : Thunder 6

インサイド陣の差を埋めて余りあるデュラントの活躍……を期待。紙一重だなあ。

Conference Finals


Spurs(#1) vs Thunder(#2) : Spurs 7

相性悪いけれど、ホームコートアドバンテージってことで。


NBA Finals


Wizards(East #5) vs Spurs(West #1) : Spurs 5

こう考えると実力差が…。順当にスパーズが勝つはず。このファイナルがダンカン&ジノビリが有終の美を飾り、エースの座をレナードに継承する式典となる……といいなと思うのです。


2014/04/17

2013-14 Season Leader


2013-14 Season Leader ©NBA Entities

レギュラーシーズンの全日程が終了し、各部門のシーズンリーダーも決まった。
デアンドレ・ジョーダン、すごいなあ。けれど、MVPはKDだと思う。

Points Per Game

 1 
 ケビン・デュラント (OKC)
32.0
2
 カーメロ・アンソニー (NYK)
27.4
3
 レブロン・ジェームス (MIA)
27.1


Rebounds Per Game

 1 
 デアンドレ・ジョーダン (DET)
13.6
2
 アンドレ・ドラモンド (DET)
13.2
3
 ケビン・ラブ (MIN)
12.5

Assists Per Game

 1 
 クリス・ポール (LAC)
10.7
2
 ジョン・ウォール (WAS)
8.8
3
 タイ・ローソン (DEN)
8.8

Field Goal %

 1 
 デアンドレ・ジョーダン (LAC)
67.6%
2
 アンドレ・ドラモンド (DET)
62.3%
3
 ドワイト・ハワード (HOU)
59.1%

3-Point Field Goal %

 1 
 カイル・コーバー (ATL)
46.2%
2
 マイク・ミラー (MEM)
45.9%
3
 アンソニー・モロー (NOP)
45.1%

Free Throw %

 1 
 ブライアン・ロバーツ (NOP)
94.0%
2
 ダーク・ノビツキー (DAL)
89.9%
3
 レジー・ジャクソン (OKC)
89.3%

Steals Per Game

 1 
 クリス・ポール (LAC)
2.48
2
 リッキー・ルビオ (MIN)
2.32
3
 タディアス・ヤング (PHI)
2.21

Blocks Per Game

 1 
 アンソニー・デービス (NOP)
2.82
2
 サージ・イバカ (OKC)
2.70
3
 デアンドレ・ジョーダン (LAC)
2.48

2013-14 Regular Season is Finished

ということで、レギュラーシーズンが終わってしまった。なんか寂しい。われらがナゲッツ(?)は、ケガ人と幾つかの不運に見舞われて、プレーオフ連続進出記録も11年でストップ。そして、レイカーズとセルティックスとニックスの名門3チームが揃ってプレーオフを逃すのは史上初なんだとか。相変わらずスパーズは強いし(ロード30勝11敗はフランチャイズ・レコード!)、西高東低は変わらないけれど、だんだんと勢力図が塗り変わってきている。

Western Conference Standings Eastern Conference
San Antonio Spurs
(62-20/H 32-9, A 30-11)
1 Indiana Pacers
(56-26/H 35-6,A 21-20)
Oklahoma City Thunder
(59-23/H 34-7, A 25-16)
2 Miami Heat
(54-28/H 32-9, A 22-19)
Los Angeles Clippers
(57-25/H 34-7, A 23-18)
3 Toronto Raptors
(48-34/H 27-14, A 22-19)
Houston Rockets
(54-28/H 33-8, A 21-20)
4 Chicago Bulls
(48-34/H 27-14, A 21-20)
Portland Trail Blazers
(54-28/H 31-10, A 22-18)
5 Washington Wizards
(44-38/H 22-19, A 22-19)
Golden State Warriors
(51-31/H 27-14, A 24-17)
6 Brooklyn Nets
(44-38/H 28-13, A 16-25)
Memphis Grizzlies
(50-32/H 27-14, A 23-18)
7 Charlotte Bobcats
(43-39/H 25-16, A 18-23)
Dallas Mavericks
(49-33/H 26-15, A 23-18)
8 Atlanta Hawks
(38-44/H 24-17, A 14-27)
Phoenix Suns 
(48-34/H26-15, A 22-19)
9 New York Nicks
(37-45/H 19-22, A 18-23)
Minnesota Timberwolves
(40-42/H 24-17, A 16-25)
10 Cleveland Cavaliers
(33-49/H 19-22, A 18-23)
Denver Nuggets
(36-46/H 22-19, A 14-27)
11 Detroit Pistons
(29-53/H 17-24, A 12-29)
New Orleans Pelicans
(34-48/H 22-19, A 12-29)
12 Boston Celtics
(25-57/H 16-25, A 9-32)
Sacramento Kings
(28-54/H17-24, A 11-30)
13 Orlando Magic
(23-59/H 19-22, A 4-37)
Los Angeles Lakers
(27-55/H 14-27, A 13-28)
14 Philadelphia 76ers
(19-63/H 10-31, A 9-32)
Utah Jazz
(25-57/H 16-25, A 9-32)
15 Milwaukee Bucks
(15-67/H 10-31, A 5-36)

今シーズンのサプライズは、ラプターズとボブキャッツとサンズでしょう。
トロント・ラプターズなんて、新加入のルディ・ゲイを早々に放出して「大丈夫かなあ…」と思ったけれど、5年目のデマー・デローザンが1試合平均22.7得点(得点ランキング10位)の大ブレイク。ゲイを出したことでチームケミストリーもうまく回り出して……さすがマサイ・ウジリさん。2年目のテレンス・ロスとバランチュナスもプチブレイクしたし。ハンズブローがもう少し見たかったけれど、メンバーも若いしキャップスペースも余裕あるし、もっと伸びていきそうなチーム。

シャーロット・ボブキャッツは2012-13シーズン、21勝61敗のチーム。ユタ・ジャズから移籍してきたアル・ジェファーソンと、オーランド・マジックから移籍してきたジョシュ・マクロバーツのインサイド補強が大きいか。だからって、ここまで勝ち数を伸ばすとは…。ラモン・セッションズ、個人には好きだったんだけどな。ゲイリー・ニールとのトレードでミルウォーキー・バックスに行ってしまった。

フェニックス・サンズは2012-13シーズン25勝57敗でウェスタン・カンファレンス最下位。マーチン・ゴータットもルイス・スコラも放出しちゃうし、コーチのホナセックは1年目で未知数だし、まさかここまで勝つとは、プレーオフ争いをするとは、ペイサーズのベンチを温めていたジェラルド・グリーンがここまで活躍するとは、誰も期待していなかったんじゃないか。イーストなら3位と同じ勝利数ですよ。ドラギッチの成長(FG50%、3PFG40%越え)もあって、ジェフ・ホナセックをコーチオブザイヤーに推す声もある。

2014/04/15

Andre Miller's QB Pass!

2014/4/14 Heat 93 @ Wizards 114

まさに一撃必殺。視野の広いアンドレ・ミラーならではのパス。リバウンドを取って着地した時点では後ろ体重なのに早く正確なスローイング。体幹がしっかりしていないと、そして瞬時の状況判断力ないと、こんなに良いパス投げられないはず。


でさあ。トレード期限ギリギリでウィザーズに加入してから、ミラーのプレー内容が変わった……よね。チームが変われば起用方法も変わるのは当然といえば当然だけれど。

ナゲッツでは(というか、コーチカール時代は)クラッチタイムにコートに出てきて、試合を閉じるゲームメイキングが主な役割。ウィザーズでは、チームの将来を担うイケイケな2人が居るので「大事な場面」での起用は少なくなったけれど、その分自由にやらせてもらっているというか。まあ、ある程度自由にやってもOKな時間帯&試合展開だから起用されているということなのかもしれないが。

得点能力の高いジョン・ウォールとのコントラストで、タイプの違う仕事を意識しているのかもしれない。ローポストから自分でアタックする場面は少なくなった(それも大好き)けれど、ネネやアル・ハリントン、ドリュー・グッデンたちとボールをシェアしてバスケットボールを楽しんでいるように見える。やっぱり周りを生かすプレーが上手いな。

2014/04/12

Spurs No.1 Seed Overall.


TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
PHX 37 25 19 23 104
SAS 24 25 37 26 112


勝てばナンバーワンシード決定というホームでの試合。プレーオフ進出に向けて負けられないサンズを相手に一時は最大21点のリードを許したが、ダニー・グリーンのキャリアハイ33得点の活躍もあり見事な逆転勝利。特に3Qに見せた怒濤の追い上げ(パーカー、6分14得点、グリーン12分11得点、レナード8分5得点3アシスト)は、すごかった。バック・ツー・バックで2日目でダンカン、ジノビリがいなかった(休息日のため)だけにヤング・スパーズにとっても大きな経験になったはず。スタッツだけを見ると負けてもおかしくない試合内容だったけれど、ディフェンスのプレッシャーとファンの大声援もあり、AT&Tセンターに太陽を沈めた。ローテーションオフェンスと3ポイントシュートを効果的に使った攻撃。おもしれえ。ヤング・スパーズ、やるなあ。ハイライトはこちら

1st Quarter FGM-A 3PM-A FTM-A REB
(OR-DR)
AST PF ST TO BS BA PTS
PHX 14-20
(70.0%)
4-6
(66.7%)
5-6
(83.3%)
16
(3-13)
8 3 3 7
(6 PTS)
1 0 37
SAS 9-27
(33.3%)
3-8
(37.5%)
3-3
(100%)
9
(5-4)
3 4 3 3
(7 PTS)
0 1 24
2nd Quarter FGM-A 3PM-A FTM-A REB
(OR-DR)
AST PF ST TO BS BA PTS
PHX 10-21
(47.6%)
2-6
(33.3%)
3-3
(100.0%)
10
(2-8)
2 3 3 5
(5 PTS)
0 3 25
SAS 10-20
(50.0%)
3-6
(50.0%)
2-5
(40.0%)
9
(1-8)
8 4 1 3
(5 PTS)
3 0 25
3rd Quarter
FGM-A
3PM-A
FTM-A
REB
(OR-DR)
AST
PF
ST
TO
BS
BA
PTS
PHX
4-20
(20.0%)
2-8
(25.0%)
9-10
(90.0%)
10
(5-5)
2
4
1
4
(10 PTS)
0
1
19
SAS
16-26
(61.3%)
3-6
(50.0%)
2-2
(100.0%)
13
(3-10)
9
6
3
1
(0 PTS)
1
0
37
4th Quarter FGM-A 3PM-A FTM-A REB
(OR-DR)
AST PF ST TO BS BA PTS
PHX 11-21
(52.4%)
1-7
(14.3%)
0-0
(00.0%)
12
(0-12)
6 7 0 4
(5 PTS)
0 1 23
SAS 8-23
(34.8%)
4-10
(40.0%)
6-6
(100.0%)
11
(2-9)
4 1 3 0
(0 PTS)
1 0 26

4Qの7連続得点で静かに叫ぶレナード。Big 3がコートにいない場面で、攻守ともにエースの自覚が芽生えてきたように思う。