TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
MIA | 20 | 29 | 29 | 17 | 95 |
SAS | 26 | 28 | 20 | 36 | 110 |
エアコンが! AT&Tセンターのエアコンが壊れたとかで、フロアの気温は32℃にもなっていたとか。その影響かどうかは分からないけれど、ヒートのレブロン・ジェームズが後半からベンチに下がりがちになり、ついには4Qに左足がけいれんを起こしてコートを去るというトラブルに見舞われ…。レブロンを失ったヒートにプッシュする余力はなかった。
前半は、ダンカン(15得点/FGM-A 6-7、FTM-A 3-4)、ジノビリ(11得点/3PM-A 3-6、FTM-A 2-2)、パーカー(10得点/FGM-A 4-9、FTM-A 1-2)のBig 3が、ヒートはレブロン(13得点/FGM-A 5-9)、ウェイド(12得点/FGM-A 5-8、FTM-A 2-2)、ボッシュ(10得点/FGM-A 4-7、FTM-A 2-2)の3 Kingsが、それぞれチームを引っ張ってスパーズ5点リードで前半を折り返す。
注目のレナードは1Qで2つファウルをしてしまい、前半の出場はわずか11分。0得点、2ターンオーバー。ダニー・グリーンも0得点。
3Qのスパーズはけっこうちぐはぐ。ターンオーバーが9つ、3ポイントが0本。FG%は50%ながら、FGM-Aは8-16。対するヒートはターンオーバー5つ、3ポイント5本。FG%は50%(3PM-A 5-11を含むFGM-A 11-22)。3Qだけでレブロンに10得点され、ヒートが4点リードで3Q終了。
スパーズのターンオーバーが3Qまでに19個。それでも4点ビハインドで済んだのは、ホームコートアドバンテージの地の利か。それともヒートがPG、マリオ・チャルマーズのファウルトラブル(3Qまでに4つ)もあってゲームの組み立てがうまくいかなかったからなのか。スパーズがツイていたと言って良いと思う。
迎えた4Q。3Qまでフリースローの2得点だけだったダニー・グリーンがついに当たり出す。残り5分35には、2本連続となる3ポイントの成功で、スパーズがついに逆転。2点のリードを奪う。すぐさまクリス・アンダーセンのレイアップでヒートが同点に追いつくも、ジノビリの股抜きパスからダンカンのレイアップ、グリーンの速攻ダンクでスパーズのリードは4点に。
ベンチで休んでいたレブロンがたまらずコートに戻り、2点差に追いつくレイアップを決める。……がその直後、けいれんで動けなくなる。で、ヒートは5回目のタイムアウト。残り時間3分59秒。
タイムアウト明けにグリーンが3本目の3ポイントを決めて97-92、スパーズ5点のリード。その後のヒートはシュートミスやらターンオーバーやらで、オフェンスに精細を欠き、リードは広がる一方。最終的にはレナードも3ポイントを2本決めて、110-95で試合終了。スパーズの4QのFG%は、驚異の87.5%(ファイナル記録)だった。
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4QのスパーズFG% 87.5%は、NBAファイナル記録。via NBA Entities |
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Game 1にまつわるエトセトラ。 via NBA Entities Game 1を制したチームの70.1%がシリーズを制している。 ヒートは負けた次の試合で12連勝している。 しかもGame 1に限って言えば2011年以降5勝0敗である。 |
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レブロンとダンカンのプレーオフの偉業。 via NBA Entities 過去10年間の勝利数に振れているけれど、 ダンカンはもっと前からプレーオフ出てますから! |
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ファイナル開幕直前のプラス時間。via NBA Entities スパーズえげつねえ。 |
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