2014/06/09

2014 Playoffs - The Finals, Game 1

2014/06/05 Heat 95 @ Spurs 110

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
MIA 20 29 29 17 95
SAS 26 28 20 36 110

エアコンが! AT&Tセンターのエアコンが壊れたとかで、フロアの気温は32℃にもなっていたとか。その影響かどうかは分からないけれど、ヒートのレブロン・ジェームズが後半からベンチに下がりがちになり、ついには4Qに左足がけいれんを起こしてコートを去るというトラブルに見舞われ…。レブロンを失ったヒートにプッシュする余力はなかった。

前半は、ダンカン(15得点/FGM-A 6-7、FTM-A 3-4)、ジノビリ(11得点/3PM-A 3-6、FTM-A 2-2)、パーカー(10得点/FGM-A 4-9、FTM-A 1-2)のBig 3が、ヒートはレブロン(13得点/FGM-A 5-9)、ウェイド(12得点/FGM-A 5-8、FTM-A 2-2)、ボッシュ(10得点/FGM-A 4-7、FTM-A 2-2)の3 Kingsが、それぞれチームを引っ張ってスパーズ5点リードで前半を折り返す。

注目のレナードは1Qで2つファウルをしてしまい、前半の出場はわずか11分。0得点、2ターンオーバー。ダニー・グリーンも0得点。

3Qのスパーズはけっこうちぐはぐ。ターンオーバーが9つ、3ポイントが0本。FG%は50%ながら、FGM-Aは8-16。対するヒートはターンオーバー5つ、3ポイント5本。FG%は50%(3PM-A 5-11を含むFGM-A 11-22)。3Qだけでレブロンに10得点され、ヒートが4点リードで3Q終了。

スパーズのターンオーバーが3Qまでに19個。それでも4点ビハインドで済んだのは、ホームコートアドバンテージの地の利か。それともヒートがPG、マリオ・チャルマーズのファウルトラブル(3Qまでに4つ)もあってゲームの組み立てがうまくいかなかったからなのか。スパーズがツイていたと言って良いと思う。

迎えた4Q。3Qまでフリースローの2得点だけだったダニー・グリーンがついに当たり出す。残り5分35には、2本連続となる3ポイントの成功で、スパーズがついに逆転。2点のリードを奪う。すぐさまクリス・アンダーセンのレイアップでヒートが同点に追いつくも、ジノビリの股抜きパスからダンカンのレイアップ、グリーンの速攻ダンクでスパーズのリードは4点に。

ベンチで休んでいたレブロンがたまらずコートに戻り、2点差に追いつくレイアップを決める。……がその直後、けいれんで動けなくなる。で、ヒートは5回目のタイムアウト。残り時間3分59秒。

タイムアウト明けにグリーンが3本目の3ポイントを決めて97-92、スパーズ5点のリード。その後のヒートはシュートミスやらターンオーバーやらで、オフェンスに精細を欠き、リードは広がる一方。最終的にはレナードも3ポイントを2本決めて、110-95で試合終了。スパーズの4QのFG%は、驚異の87.5%(ファイナル記録)だった。

4QのスパーズFG% 87.5%は、NBAファイナル記録。via NBA Entities

Game 1にまつわるエトセトラ。 via NBA Entities
Game 1を制したチームの70.1%がシリーズを制している。
ヒートは負けた次の試合で12連勝している。
しかもGame 1に限って言えば2011年以降5勝0敗である。

レブロンとダンカンのプレーオフの偉業。 via NBA Entities
過去10年間の勝利数に振れているけれど、
ダンカンはもっと前からプレーオフ出てますから!

ファイナル開幕直前のプラス時間。via NBA Entities
スパーズえげつねえ。



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