2014/06/17

2014 Playoffs - The Finals, Game 5

2014/06/15 Spurs 104 @ Heat 87

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
MIA 29 11 18 26 87
SAS 22 25 30 27 104

スパーズのホーム、AT&Tセンターで行われたGame 5。たくさんの歴史をつくってきたヒートでも、1勝3敗から逆転優勝をする初めてのチームになることはできなかった。

ホームでの連敗で後がないヒートは、PGにレブロン・ジェームズ、SGにドウェイン・ウェイド、SFにレイ・アレン、PFにラシャード・ルイス、Cにクリス・ボッシュという布陣。エンジン全開でスタートダッシュに成功。一時、22-6と16点のリードを奪う。一方のスパーズはGame 3、Game 4に続き、ティアゴ・スプリッターの代わりにボリス・ディアウをスターターに起用。ヒートの勢いに押されてか、優勝を意識しすぎてか、珍しくガチガチ(1QのスターターのFGはレナードの2本だけ…)。それでもスパーズには、リーグNo.1のベンチがあった。マヌ・ジノビリ、ティアゴ・スプリッター、パティ・ミルズ、マット・ボナーのセカンドユニットで点差を詰めて、FG 28.6%ながら何とか7点ビハインドで1Q終了。レブロン・ジェームズは1Qで17得点を荒稼ぎするも、クワイ・レナードのファウル1つ。そう、ファウルトラブルにならないことが大事。

2Q、スパーズのディフェンスが機能して、ヒートのFGを26.7%(3ポイントは0/5)に抑える。オフェンスでもレナードのアリウープ&逆転3ポイント、ダンカンのインサイド、ジノビリのモンスターダンクなどがあり、7点のビハインドを7点リードに変えて、前半終了。



ビバ!チームプレー。



ここでダンクに行くとは…さすが。



3Q、パティ・ミルズが3ポイント4/4を含む5/5で14得点。30-18でリードを広げる。ヒートは、レブロン(7得点)、ボッシュ(7得点)、チャルマーズ(4得点)の3人しか得点できない苦しい展開。スパーズのディフェンスは徹底してシュート・フェイクで飛ばない。全盛期のスピードがないウェイド(0/4)、アレン(0/3)は、ディフェンスをかわしきれずにパスを戻すか、タフショットに行くしかなく、相当苦労しているようだった。
スパーズ19点リードで3Q終了。レナードのファウルは、4つ。際どい。

4Q、スタートはベンチにいたレナードが入って早々5つ目のファウル。チャルマーズのカウント&1で5点縮めて14点差。この時点でレナードは20得点、9リバウンド。ダブルダブルに届けば、文句なしでMVPだろうと思ったけれど、5ファウルでサイドラインにグリーンが待機。直後、ウェイドからファウルをもらって、2本のフリースローを沈める。客席からもMVPコールが起こる。ファウルに苦しんだけど、良い場面で得点してたし、みんなも納得の活躍。そして、残り6:30、18点差の場面で、レブロンがベンチへ。勝負あり。残り3:17、19点差でウェイドとボッシュがベンチへ。完全な白旗。同じタイミングで、レナードはコートへ。ダブルダブルと「その瞬間」をスターターで迎えるために。あぁ、なんてポップの粋な計らい。だがしかし。レナード6つめのファウルで予定変更。スパーズもベンチメンバーをコートに入れて、試合終了。スパーズの完勝だった。





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