ウィザーズの4試合ロードの4戦目。ペプシセンターで迎え撃つナゲッツ。ネネの離脱以降、好調を維持していたけれど、この日は最大14点のリードを守り切れずに自滅。チームのターンオーバーが24(うち8つがウォール)もあれば、ウィットマンコーチの怒りも当然で。ナゲッツのディフェンスが頑張ったから……という言い方もできるけれど、ウィザーズのフィールドゴール成功率が48.2%(2Pは52.2%、3Pは31.3%)とまずまずなのとフィールドゴール成功数が上回っているので、それも何とも言えない微妙な感じで……。
ナゲッツがMile High Magicに助けられた試合でした。ハイライトはこちら。
TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL | FGM-A | 3PM-A | FTM-A |
WAS | 29 | 20 | 24 | 29 | 102 | 41-85 (48.2%) | 5-16 (31.3%) | 15-18 (83.3%) |
DEN | 21 | 26 | 30 | 28 | 105 | 40-91 (44.0%) | 11-27 (40.7%) | 14-18 (77.8%) |
ナゲッツの勝因は、試合の流れの良い場面で3Pシュートが効果的に決まったこと。3Qに逆転したのはフォイの3P、4Q中盤に最大リードとなる7点差にしたはアーサーの3P。ブルックス、クインシー・ミラーの4Q良いところで決められたし。
そうなんです。最近は、ダレル・アーサーが3Pを打つようになって、これがなかなか良く決まる。2008年から昨シーズンまでで3Pシュートを27本しか打っていなかった選手が、今シーズンだけですでに25本。成功率48%って、スペシャリスト並みの高確率。もともとピック&ポップでペリメーターのジャンプシュートが上手な選手だったけれど、さらにシュートエリアを広げています。本人にとっても、チームにとっても大きな武器になるはず。
DA 3-point Shooting ©Altitude TV ©NBA Entities |
というのも、ナゲッツのビッグマンはジャンプシュートが得意ではなく…。「ピック&ロールからのダンクならオレに任せろ☆」みたいな素直な(?)選手が多い。少なくとも「見よ! この芸術的なスピンムーブを!」というタイプではない。身体能力が高いから1対1ならなんとかいけるけど、ヘルプが来たら潰される……は、ナゲッツあるある。
ビッグマンに得点を取らせようとしたら、どうしてもリングの近くでボールを持たせる必要があるわけで。ボールを受け取るためにペイントエリアでポジション取りすると、エリアが密集して他の選手がドライブインしづらくなるし、リングの近くじゃないところでポジション取りしていても「こいつにアウトサードシュートはない」と思われたら、コートを広く使えないし。
アーサーがストレッチ4として機能すると、攻撃パターンが増えて面白いなあと。ファリードがC、アーサーがPF、フォーニエがSFという時間帯があったけれど、個人的にはけっこうナイスな組み合わせだと思ったりします。ディフェンスのことは置いといて。
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