2014/03/23

Statistical analysis of 3P (2013-14 as of today)

まず有権者に訴えたいのは、スパーズとウォリアーズの試合を見ていて書きたくなった「スパーズもアウトサイドがんばっているよ!」ということ。

ご存じ、スプラッシュ・ブラザーズ。ウォリアーズのシューター、ステファン・カリーとクレイ・トンプソンのコンビ名(?)というか、2人のニックネームなのであります。


スプラッシュは「スプラッシュ・マウンテン」の「スプラッシュ」と同じ「水しぶき」という意味。水泳の高飛び込みキレイに入水すると、小さく水しぶきがあがります。バスケットボールでもシュートしたボールがバックボードやリングに触れることなくリングを通過すると、まるで水しぶきが上がるようにネットが跳ね上がるのです。このニックネームは、彼らの放つシュートの美しさを形容しているのであります。


NBAで活躍したデル・カリーの血を受け継ぐステファンは、2012-13シーズンでレギュラーシーズの3P成功数歴代1位となる216本を記録。今シーズンはファン投票でオールスターに選出されるなど、名実ともにスーパースターなのであります。

ちなみに、シーズンの3P成功数歴代2位は1996-97シーズンにグレン・ライスが記録した181本なので、ぶっちぎりにすごい3Pシューターであることはご理解いただけたのではないでしょうか。

そんな彼らが所属するウォリアーズは、シューティング・ゲームを得意とするチーム、という印象が強いのであります。

stats.nba.com 現地2013/3/22時点の統計でウォリアーズとスパーズを比較。

TEAM 3FGM 3FGA 3FG%
GSW 9.1(6th tie) 24.3 (7th) 37.4% (6th tie)
SAS 8.4 (9th tie) 21.1 (17th) 39.7% (1st)

有権者の皆さんに訴えたいのは、両チームの3Pシュートの試投数は3.2本も違うのに、成功数は0.7本しか違わないということ。スパーズの3P成功率はリーグ1位なのであります。チームのアシスト数25.2本(リーグ1位タイ)であることを考えると、より良い状況で3Pシュートが打てていると言えるのであります。

ご静聴、ありがとうございました。



0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。